デザイン、レイアウトの画像

ひと昔前は、裏面が印刷されていない白いチラシも数多く存在しましたが、現在では両面印刷が主流となっています。

「どうせ裏面だから」「表面に比べて目立たないから」と制作に手を抜いてしまう人も少なくないようですが、実は集客アップ、売上アップのカギは裏面にこそあるのです。

そこで本記事では、通販チラシの裏面デザインや掲載する情報選択のポイントについてご紹介します。

両面印刷チラシ、それぞれの役割とは

両面印刷のチラシでは、表面、裏面それぞれに役割があります。どのような情報を記載していくべきか、チラシ制作のポイントについてもご説明していきます。

チラシの表面の役割

チラシの表面にはどのような役割があるでしょうか。

ここでは通販チラシを例にご説明していきます。

他社通販チラシより目立ち、インパクトを出すこと

キャッチコピーや画像で顧客の目を引くこと

顧客のニーズ&ウォンツを喚起すること

商品やサービスの特徴、強みのポイントを顧客に理解してもらうこと

などが役割として挙げられます。

数ある通販チラシの中で、顧客は一瞬にしてそのチラシを詳しく読むか読まないかを決めてしまいます。そのため、上記に挙げたポイントをしっかりおさえ制作する必要があります。では、チラシ表面の制作ポイントとはどのようなことが挙げられるのでしょうか?

チラシ表面の制作ポイント

チラシ表面の制作にあたって、以下が大切なポイントとなります。

字が大きくて読みやすいのか?また、目立つのか?

画像がきれいで目を引くか?

心を揺さぶるキャッチコピーになっているか?

商品やコピーライティングにインパクトはあるか?

商品やサービスの独自性を打ち出すことができているか?

などが挙げられます。

ここまで見てきたように、チラシ表面には顧客がそのチラシを読みたくなる仕掛けが必要になります。

しかし、表面の役割や重点を「目立つこと」「インパクトを与えること」に絞ると、「裏付け」や「説得力」を与える情報は、スペースが足りずにこぼれ落ちてしまいます。

そこで「裏付け」や「説得力」を伝えるために重要となるのがチラシ裏面なのです。

チラシ裏面の役割

チラシの表面にはどのような役割があるでしょうか。

ここでも通販チラシを例に見ていくことにしましょう。

商品やサービスに魅力を感じてもらえるよう「説得力」を与える情報を付加する

表面であぶり出された顧客の「疑問」や「不安」を払拭する

表面では伝えきれなかった詳しい情報を追加する

表面で喚起された顧客のニーズ&ウォンツを購買欲求へとつなげる

顧客に「買うべき理由」を与え、「買わない理由」をなくす

表面から続く商品説明により購入といったCTA(行動喚起)の働きがある

購入の仕方や返品・交換方法を伝えるフルフィルメントの役割

などが挙げられます。

つまり、通販チラシの裏面とは、営業でいえば核心にあたるトークであり、クロージングにあたる重要なものなのです。

チラシ裏面へ誘導するには?

通販チラシは大半の顧客が表面から読みます。そのため、裏面もしっかり読んでもらうためには裏面への誘導が重要になります。裏面へ誘導するためにはどのようなポイントがあるのでしょうか。

裏面の存在を知らせる

商品やサービスの魅力を詳しく説明するために、何度も校正してチラシ裏面を制作したとしても、顧客にその存在を知ってもらえなければ意味がありません。

学生時代、「テスト用紙に裏面があることに終了ギリギリで気づいてしまった…」といった経験はないでしょうか。これも裏面があることを知らなかったからこそ起きてしまう現象なのです。

表面から裏面に誘導するためには、まず裏面の存在を知ってもらうことからスタートしましょう。

裏面に有益な情報があることを伝える

単純ですが「裏面にはもっとお得な情報があります」と書くだけでも有効です。

表面を読んだ際の顧客の感情や好奇心に対し、先回りした誘導を表面でできることが理想といえるでしょう。

また、裏面へと続く謎解きや特典の案内も効果が期待できます。

チラシ裏面には何を掲載する?

では実際に、通販チラシの裏面には何を掲載すべきか具体的に見ていくことにしましょう。

定番商品

スーパーなどの小売業の場合は表面に「目玉商品や特価商品」「季節商品」などを掲載し、裏面には日用品や定番商品等を記載しますが、通販チラシの場合、複数の商品を記載すると顧客の購入意思決定がブレてしまうため、表面で紹介した商品の詳しい訴求となるのが一般的です。

エビデンスデータ

チラシ表面で紹介した商品の「効果効能」「人気」について、顧客は興味関心を持ちながらも「本当なのだろうか?」と疑問の念を抱いているのも事実です。

そのため、顧客の疑問や不安を取り除くために「効果効能」や「人気(販売実績など)」のエビデンスデータを記載することが重要になります。

よくある質問

見込み客はその通販チラシを読んだ際に、初購入となるため勝手がわからず、様々な疑問を持ちます。しかし、大半の見込み客は企業にわざわざ問い合わせは行なわず、「面倒だから買わない」といった行動を取ってしまうものです。

そこで購買行動をスムーズにさせるために、見込み客が持つであろう疑問を先回りで答え、「よくある質問」としてまとめることが大切です。

お客様の声

企業側が一方的にその商品やサービスの良さを詳しく伝えても、見込み客は「どうせ良いことばかりしか言わない」とその思いを見透かしてしまいがちです。

チラシ裏面に「お客様の声」を掲載することによって、見込み客は他の客と自分を重ね合わせて共感や憧れを抱くため有効です。

歴史

大企業に比べ、中小企業やその商品・サービスは、広く名前が知られていないのが大半です。また、見込み客の多くは無名の企業や商品・サービスに対し、信頼できないと疑念や不安を持つものです。

そのため、企業やその商品・サービスの由来や歴史など背景にあたる情報も盛り込むようにしましょう。

CTAやフルフィルメントの情報

CTAとはCall To Actionの略で日本語では「行動喚起」と訳されます。

また、フルフィルメントは通販において、注文受付・問い合わせ対応から決済、在庫管理、物流、アフターフォローまでの一連のプロセスを指します。

見込み客にとって、チラシに掲載された商品・サービスを購入するにあたって、買いやすさや安心感を持てるかどうかが重要となるため、CTAやフルフィルメントに関する情報(具体的には電話・FAX番号、URL、QRコードなど)も記載するようにしましょう。

オファー

購入のハードルを少しでも低くするためにはCTA情報の近くにオファーも必要となります。

見込み客のオファーとして「返品保証」「初回特別価格」「特別プレゼント」などが有効になります。

チラシ裏面のレイアウトやデザインのポイント

チラシ裏面の制作は表面とは異なり、レイアウトやデザインにおいて以下のポイントをしっかりおさえることがカギとなります。

ひと目見ただけで大体の内容がわかる

通販チラシは特に「購入」や「資料請求」といったレスポンスを目的としているため、情報を詳しく記載する必要があります。しかし、詳しく伝えようとするあまり、文字が小さくなり読みづらくなってしまいがちです。

これでは読まれる前に顧客はそのチラシから離脱してしまうため、タイトルや中見出しを論理的に工夫し、ひと目見ただけで大体の内容がわかるようにしましょう。

データはグラフ化する

商品・サービスの料金、成分、歴史やアンケート結果など、データにあたるこうした内容を文章にしてしまうと長くなり、読みづらくなってしまいます。表やグラフにできるものはスッキリとまとめることが大切です。

目の動線を意識する

人がチラシを読む際の目を動かす順番は、無意識のうちに決まっています。

横書きチラシの場合はアルファベットの「Z」のように動きます。また、縦書きチラシの場合はアルファベットの「N」を右上から書いたように動きます。

この起点と終点になる場所が特に重要なので、電話番号や申込方法などを記載すると効果が高まります。

通販チラシのデザインはここに気をつける

一般広告のデザインの場合、おしゃれにセンスよく作りたいといったデザイナーの思いから、レイアウトや余白の方を重視した文字組みがよく行なわれます。

しかし、通販チラシは一般企業における「営業」であり「販売員」であるため、いかに顧客の購買行動に結びつけるかが重要になります。

そのため、まず記載しなければいけない情報をまとめ、それが読みやすくわかりやすいかを吟味し、最後にレイアウトを構成してデザインするようにしましょう。

まとめ

チラシの表面や裏面の役割や、裏面の制作のポイントについてご紹介しました。

通販チラシの場合、顧客の購買行動につなげる重要なカギを持つのが裏面になります。

しかし、情報の羅列だけでは読む前に顧客が離脱してしまいます。

ひと目見ても大体の内容がわかるよう、見出しなどに工夫し、論理的にまとめることが大切になります。

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