どんな商品がサンプリングされやすい?効果的な商品事例をご紹介

商品販売において、認知獲得に悩みを抱える企業は少なくありません。

しかし問題を打開するために広告出稿を検討してみても、施策によっては多額のコストが発生してしまうため、なかなか認知獲得には至らないというのが多くの企業の現状です。

「認知獲得や自信のある商品を体験していただけるプロモーションはないだろうか?」そんなときおすすめなのがサンプリングです。本記事ではサンプリングのメリット、デメリット、どんな商品がサンプリングに効果的か解説します。

サンプリングとは

マーケティングの一つの施策である「サンプリング」は、生活者に対して無料で商品やサービスを提供し、使用してもらうことでその効果効能や味などを実感して購買を促すものです。また現代では、SNSなどを通じて口コミを拡散させるといった狙いもあります。

店頭や街頭、そして通販などでよくこのサンプリングが行われています。

サンプリングは実際に生活者が商品を使用したり、試食、試飲することが可能となるため、その商品の特徴や魅力がダイレクトに伝わり、その後の購入につながりやすくなります。

サンプルで配布するもの

サンプルはあくまで試供品であるため、実際に販売されている商品に比べ、少量となるケースが一般的です。

例えば、容量100gとして販売されている商品に対し、サンプルの量は30gなど、特徴や魅力を最低限伝えられる量になっています。

このようなサンプル提供が一般的となりますが、サンプリングの目的や対象によっても内容は異なってきます。

例えば携帯電話や家電製品などをサンプリングしたい場合、食品や飲料品、化粧品などと違い少量化できないため、ノベルティといった形で提供されることもあります。

サンプルの対象者

サンプル対象者は、あるターゲット層をさらに絞り込んでセグメント化されることもあれば、幅広い層に無作為に決められることもあります。

例えば老若男女、誰でも購入をするかもしれない食品や飲料水といった場合は、対象者を無作為抽出するのが一般的です。

一方、使用する層が絞られる化粧品や健康食品などの場合は、対象者をセグメント化するとより一層効果的になります。

つまり、サンプリングしたい商品の魅力や特性、想定ターゲットなどの様々な要素によって、サンプル対象者は決定します。

サンプリングを実施する際、どのような人々を対象とするか、事前に入念に検討されることが一般的ですが、この対象者の設定を間違えてしまうと、サンプリング調査に効果がなくなってしまう恐れもあります。

サンプリングのメリット

サンプリングを行なうことによるメリットは、以下のことが挙げられます。

認知の拡大につながり、潜在顧客にダイレクトにアプローチできる

どんなに高品質で優れた商品であっても、その存在が知られていなければ売れることはありません。

消費者の購買行動としてよく挙げられるのがAIDMA理論や、近年ではAISAS理論が有名ですが、どちらも起点となるのはAttention(注意)であり、Interest(関心)です。

つまり多くの人々にその商品を買ってもらいたいと考えるのであれば、まずは注意・感心してもらうことからスタートしなければなりません。

サンプリングは手軽にその商品の存在を知ってもらうことができ、多くの人々から使用感をくみ上げる効果も期待できます。

また、サンプリングによってその商品の魅力を知った対象者が口コミを拡散することにより、新たな潜在顧客を発掘してくれることも期待できます。

市場調査できる

あるサンプリングプロモーションでは、商品を提供する対価として、使用していただいたターゲットから、使用、試食、試飲などを行なった感想を集めることができます。

企業にとってお客様の生の声はとても貴重であり、商品の改善や今後の商品開発のヒントとして好影響を与えてくれます。

高い確率で商品を届けることができる

サンプリングは基本的には無料で商品が手に入るため、対象となる多くの人々が受け取ってくれます。そのため、ターゲット層に高い確率で商品を届けることができます。

口コミが発生しやすい

学校や職場、施設など、特定のコミュニティにアプローチできれば、その場の話題としてサンプル商品が取り上げられやすくなるため、口コミが発生する可能性も高まります。

口コミは企業の一方的な情報よりも信用性が加わるため、商品の魅力度も増していきます。

【参考記事はこちら】:ニッセンは価格が安い!紙媒体成功事例インタビューはこちら!

サンプリングのデメリット

サンプリングを行なうことによるデメリットは、以下のことが挙げられます。

コストがかかる

対象者には無料で商品を提供するため、コストがかかります。

また、サンプル用に実際の商品を少量化する場合にも、新たなパッケージ制作費などの費用もかかります。

さらに、サンプリングを店頭や街頭で行う場合は人件費もかかるため、サンプルを配布するのに日数がかかれば、その分の人件費も上乗せになり、人員の確保なども難しくなるケースもあります。

手段が限られている

サンプリングは多くの場合、店頭や街頭で行なわれます。また、チラシやテレビ、webなどの通販媒体においてもサンプル申込が行われています。

しかし、対象者に直接アプローチできない環境や条件、状況によっては、サンプリングの手段も限られてしまいます。

複数回実施しないと効果がわかりづらい

サンプリングは1度行うだけでは効果が期待できません。複数回実施することにより、認知獲得や新たな潜在顧客獲得につながりますが、効率的に行なうには工夫も必要であり、コストも発生します。

サンプリングが効果的な商品

では、サンプリングが効果的な商品にはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

サンプリングでは繰り返しの使用や購入の必要がある商品は向いているといえますが、以下具体的に見ていくことにしましょう。

食品、健康食品(サプリメント)

サンプリングに向いている商品としてまず挙げられるのが食品や健康食品(サプリメント)です。食品は見ただけではその味や食感がわかりづらいものもあります。また、健康食品、特にサプリメントも見た目や値段だけでは効果効能がわかりづらいため、「実際に試食(試飲)してみたい」と考える生活者も大勢います。また、パッケージもカバン等に入りやすい小さなサイズであるため、サンプリングには向いています。また、通販購入商品に同梱するサンプリングにも適しています。

飲料

飲料も食品同様、サンプリングに向いている商品といえます。清涼飲料水や健康食品としての飲料品、アルコール類が店頭などでサンプリングされていますが、試飲し、味や価格に納得した生活者はその場ですぐに購入しやすい傾向があるため効果的です。

化粧品

化粧品は商品によって年代や趣味・嗜好、属性や使用シーンなど、ターゲットがセグメント化されている場合がほとんどです。例えば同じ年代の女性でも、ビジネスシーンで使用するものなのか、プライベートシーンで使用するものなのかによってもターゲット像が異なります。またビジネスシーンでも、どんな業界の職場なのかによっても商品ターゲットが変わります。そのため、化粧品のサンプリングを行なう場合は、ターゲット層が多く集まり利用しやすい場所でサンプリングを実施すると、効果性も高まります。また、自宅など落ち着いた環境で試したい方もいるため、通販購入商品に同梱するサンプリングも適しています。

日用品

化粧品とは正反対なのが日用品です。日用品は使用するターゲット層が老若男女様々であり、サンプリング可能場所もそれほど限定されていないのが特徴です。また、日用品は毎日の生活の中で使用するものであり、「どうせ使うからもらっておいても損はない」と特に主婦や一人暮らしの人に受け取ってもらいやすいのも特徴です。

ただし、あまりに大きな日用品や持ち帰りにかさばるような試供品は敬遠される恐れもあるため、なるべくコンパクトサイズのものがよいでしょう。

まとめ

サンプリングのメリットやデメリット、どんな商品がサンプリングに効果的かおわかりいただけたでしょうか。

サンプリングをより効果的に行なうためのカギを握るのは事前調査です。

競合他社が行なっているサンプリング場所や手法と同じやり方で実施することもできますが、商品によってターゲットや強み弱み、特徴などが異なる場合もあるため、競合他社と同じ場所や手法でサンプリングしたとしても効果が出ず、むしろ間違ったサンプリングではその後の売上にも影響を及ぼしてしまう場合もあるため注意が必要です。

自社でどのようなサンプリング手法を行なえばよいか意向が固まらない場合は、サンプリング業務を手がける業者にお任せするのも手段の一つです。

株式会社ニッセンでは、サンプリングサービスもご提供しております。お客様への商品出荷の際に、サンプリングを同封させていただいています。メーカー様のパウチの化粧品や、某消費財メーカー様の日用品まで、サイズは小さなサイズから大型サイズ※(要ご相談)まで承っております。また弊社独自の与信審査をクリアされた会員様へのご案内のため、貴社サービス・商品を安心してご紹介できます。サンプリングでお悩みの場合やサンプリングをしたい場合にはぜひ弊社をご利用ください。

ニッセンのプロモーションサービスについてはこちら