DM・ポスティング・折り込みチラシなどのオフライン広告のなかでも、高い到着率・開封率が期待できるのが「同封・同梱広告」です。

本稿では「同封広告」と「同梱広告」の違いや、同封・同梱広告に使われる主な媒体の特徴、同封・同梱広告で高い反響率が得られる5つの業種について詳しく解説します。

「同封広告」「同梱広告」とは?広告物を商品やカタログと一緒にお届け

「同封広告」「同梱広告」とは、チラシやサンプルなどの広告物を同封・同梱し、商品やカタログと一緒に顧客へお届けする広告手法です。同封・同梱を行うことにより、顧客の手元に広告物を確実に届け、開封してもらうことが可能です。

同封広告と同梱広告の違いは、同封・同梱する広告物の種類にあります。

同封広告では、文字通り「封筒」に入れられるチラシ・小冊子・クーポン券などの出版物がメインです。

一方、同梱広告は通販サイトやECサイトなどで購入した商品の箱に、チラシや試供品を梱包するのが特徴です。

同封・同梱広告は通販ショップや通信教育をはじめとして、美容やエステ、金融サービス、自動車販売、不動産販売など、さまざまな業界で高い反響率を得ています。

「同封広告」「同梱広告」に使われる媒体4種類と各媒体の特徴およびターゲット

媒体区分 特徴 ターゲット
通販カタログ ・「シニア層」「ママ世代」など顧客のセグメントが行いやすい・消費者の手元に確実に届く

・高い開封率が期待できる

・最近商品を購入した顧客や、購入意思が強いアクティブな顧客

・雑貨・ファッション系は30~50 代の女性など

商品同梱 ・各通販会社 の商品にチラシやサンプルを同梱する

・顧客が注文した商品と届くため、100%に近い開封率が期待できる

・化粧品・健康食品などで豊富な実績がある

・個人向け電力、動画配信サービス、買取、その他サブスクサービス等からの需要が増加

・ 通販の利用が多い主婦層やシニア層

・男性向けの商品や深夜帯の通販番組の場合、会社員もターゲット

会員誌・会報誌 ・読者と親和性が高い広告物を同封同梱することで、ターゲットを絞ったマーケティングが可能会員誌・会報誌が持つ独自の顧客リストを利用できる

・DMやポスティングといった広告手法と違い、狙ったターゲットに直接リーチできる

・不動産業、金融業、医師など富裕層が中心
クレジットカードの利用明細書 ・クレジットカード会社の利用明細書にチラシ・リーフレットなどを同封する

・利用明細書であるため開封率が高い

・クレジットカードの利用者層に合わせた訴求が可能

・スーパーや百貨店の利用が多い40~50代の主婦層など

同封広告・同梱広告の媒体によって、おおよそのターゲットは決まっています。しかし、実際に広告を出稿するときは、商品 ・サービスのターゲットや、作成したクリエイティブの内容に合わせ、細かく検証・改善を行うことが大切です。

たとえば、同じ媒体でも同封広告・同梱広告の効果は以下のような条件に左右されます。

・商品・サービスの対象年齢

・ターゲットの性別

・ターゲットの年収、職業

・広告を配布する地域

同封広告・同梱広告は、広告を出稿するときの選択肢が多く、さまざまな媒体を活用できます。年齢・性別・地域・年収といった条件に合わせて、そのつど媒体テストや結果検証を行い、最適な同封広告・同梱広告の媒体を選びましょう。

「同封広告」「同梱広告」の利用が多い5つの業種

同封・同梱広告はさまざまな業種で利用実績がありますが、とくに多く利用しているのが以下5つの業種です。

利用イメージと合わせて紹介します。

業種 利用イメ
通販業 商品にチラシやサンプルを同梱し、化粧品、健康食品、サプリメント、雑貨などの販促および情報提供
不動産・リフォーム業 「シニア層」「貯蓄の多い顧客」などのセグメントを行い、マンション物件・見学会の案内や、リフォーム・リノベの新規顧客獲得を図る
美容・エステ業 サンプル同梱などで実際に商品を手にとってもらい、美容やエステに関心が高いユーザーのレスポンスを得る
金融サービス業 「年齢」「職業」「年収」などターゲットの属性を絞り、利用実績の多い金融サービスやクレジットカードの利用を提案
通信教育・学習支援業 教育関連の会員誌・会報誌などに広告出稿し、教育への関心度が高いユーザーへのサービス訴求

もっとも同封広告と同梱広告の利用が多いのが「通販業」です。通販商品や通販カタログは、顧客自身が購入および請求を行った媒体であるため、顧客の関心に合わせた広告物を同封・同梱することで、高い反響率を得られます。

「同封広告」「同梱広告」の料金相場・レスポンス率

ここまで、同封同梱広告の主な媒体や、とくに利用が多い業種について解説してきました。次は、「同封広告」「同梱広告」の費用対効果や、期待できるレスポンス率について、他の広告媒体と比較しながら見ていきましょう。

「同封広告」「同梱広告」の料金相場を比較

まず、「同封広告」「同梱広告」の料金相場を、「DM(ダイレクトメール)」「新聞折込チラシ」「ポスティング」の3つと比較します。なお、A4のチラシ1枚を同封・同梱した場合の封入費 の比較であり、印刷費等 は考慮していません。

媒体の種類 チラシ1枚あたり料金相場
同封広告 5 円~15円
同梱広告 5 円~25円
DM(ダイレクトメール) 35 円~100円
新聞折込チラシ 3円程度
ポスティング 5円程度

送料を比較すると、同封広告はチラシ1枚あたり5 円~15円、同梱広告は5 円~25円で、DMよりも低コストな広告媒体です。しかし、大量に広告を出稿する新聞折込チラシやポスティングと比べると、1枚あたりのコストは高額になります。続いて、1枚あたりのコストに加えて、同封同梱広告のレスポンス率も見てみましょう。

「同封広告」「同梱広告」のレスポンス率を比較

広告におけるレスポンス率(反応率)とは、プロモーションを行った顧客が広告を開封し、問い合わせや商品購入といった具体的行動を起こした割合のことです。「同封広告」「同梱広告」のレスポンス率を先ほどと同様に比較します。

媒体の種類 チラシ1枚あたりの料金相場
同封広告 0.1%~
同梱広告 0.1%~
DM(ダイレクトメール) 1%~
新聞折込チラシ 0.03%~
ポスティング 0.03%~

新聞折込チラシやポスティングは1枚あたりのコストが低いかわり 、レスポンス率の平均は 0.03%とあまり高くありません。それに対し、同封広告・同梱広告のレスポンス率はいずれも0.1%程度 です。1枚あたりのコストはDMよりも安く、 送料もかかりません。同封広告・同梱広告は費用対効果に優れた広告媒体で、新規顧客の獲得に貢献できると言えます。

「同封広告」「同梱広告」のメリット・デメリット

同封広告・同梱広告には、長所だけでなく短所もあります。広告を出稿する際は、同封同梱広告のメリット・デメリットを知り、比較することが大切です。

「同封広告」「同梱広告」の2つのメリット

同封広告・同梱広告のメリットは、大きく分けて2つあります。

・低コストで、高いレスポンス率を得られる

・狙ったターゲットに製品やサービスを強く訴求できる

同封広告はチラシ(A4)1枚あたり5円~15円、同梱広告は5円~25円 と、低コストで広告展開できます。そのうえ、レスポンス率の目安は折込チラシの約3倍ともいわれています 。また、顧客のお買い物と同時に広告展開する商品同梱広告なら、到着率・開封率100%が期待できます。このように、同封同梱広告は最小限のコストで大きな注目を得られる広告手法です。

同封同梱広告のメリットとして、商品やサービスをピンポイントに訴求できる点もあります。たとえば、医師会の会員誌・会報誌へのチラシ同封なら医者向けのプロモーション、カタログ通販の 商品同梱広告なら主婦層・シニア層向けのプロモーションなど、顧客をセグメント化し、狙ったターゲットに訴求できるのが同封同梱広告の強みです。

「同封広告」「同梱広告」の2つのデメリット

一方、同封広告・同梱広告のデメリットは以下の2点です。

・クリエイティブ審査によってNGが出ることがある

・広告出稿できるタイミングが決まっている

同封同梱広告は、他の媒体にチラシやパンフレットを同封・同梱します。そのため、広告媒体によって、「ブランドイメージに合わない」「媒体各社の薬事考査の基準に満たない」 など、NGが出る場合がありますので、その都度修正が必要となります。 また、チラシやパンフレットの作成は、封入する媒体の発行日に合わせます。そのため、ポスティングなどと比べて広告展開の柔軟性で劣ります。

「同封広告」「同梱広告」なら通販カタログのニッセンにおまかせ

株式会社ニッセンは、通販会社としての実績を活かした同封・同梱広告サービスを提供しています。

「カタログ同送」サービスでは、認知度の高いニッセンのカタログに広告物を同封し、低コストでの大量展開が可能です。

「商品同梱」サービスでは、ニッセンの購入商品に広告物を同封し、到着率・開封率100%のプロモーションが可能です。また、ニッセン独自の顧客データベースを活用し、ニッセン会員に向けたダイレクトメール(DM)の発送代行サービスやサンプリングサービスもご用意しております。ニッセンの優良顧客リストから商品、サービスにあわせて最適なセグメントを実施していますので、より効果が高く効率的なプロモーションが可能になります。

まとめ:同封・同梱広告なら高い到着率・開封率を実現できる

同封・同梱広告は、商品やカタログなどに広告物を同封・同梱する広告手法です。媒体と親和性の高い広告物を同封・同梱することで、顧客をセグメントし、関心が高い層に直接商品やサービスを訴求できます。

また顧客自身が購入・請求した媒体なら、100%に近い到着率・開封率を実現可能です。顧客セグメンテーションと高い到着率・開封率をお求めなら、ぜひ同封・同梱広告をご利用ください。

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