テレビ通販の制作の流れとおすすめの制作会社・広告代理店について解説!

 

それぞれの制作手法の特徴を知り、テレビ通販の導入を検討されている方・メーカー通販の方はぜひ参考にしてみてください。

これ1冊でテレビ通販の要点がわかる!クリエイティブの制作からメディア出稿まで!→全56ページ資料をみてみる

【制作の流れ】テレビ通販の制作手法は2パターン!

1.卸でのテレビ通販

卸での制作では、商品の企画や開発を行い、販売するための仕組みを整えます。 その後、販売を担当する局通販や専門チャンネルに対して商品を提案し、厳しい審査をクリアできれば販売に向けた契約を交わします。制作会社は、番組制作に必要なスタッフを手配し、商品の魅力を伝えるためのライブ配信や映像制作を行います。また、番組の進行や演出、出演者の起用なども制作会社が担当し、広告の買い付けや放送スケジュールの調整も行います。このような流れで、商品の魅力を最大限に引き出し、視聴者に訴求する番組が制作されます。

2.自社小売りのテレビ通販

自社小売りでの制作でも卸と同様に、販売する商品の企画や開発を行い、まず販売するための仕組みを整えます。制作会社は、商品の魅力を伝えるための映像制作を行い、番組の進行や演出、出演者の起用なども担当します。その後メディアバイイングを行い、各局の考査(放送に問題ない映像か)をクリアできれば、番組の放送枠を購入することができます。さらに、番組の放送スケジュールを調整し、視聴者に届けるための仕組みを整えます。 このような流れで、自社で制作からメディアバイイングまでを行うことで、効果的に訴求する番組が制作されます。

メディアバイイングとは

テレビ業界におけるメディアバイイングとは、広告主が自社の映像クリエイティブをテレビ局などのメディア上に掲載するための広告媒体(放送枠や時間帯)を、広告代理店などの専門業者が購入することを指します。 主にデジタル広告において行われることが多く、広告主のニーズに合わせて、最適な広告枠の選定や価格交渉、配信効果の分析などを行い、最適な広告配信を実現します。広告市場の拡大に伴い、テレビ広告との連携やクロスメディア戦略の立案など、より高度な業務にも発展しています。

これ1冊でテレビ通販の要点がわかる!クリエイティブの制作からメディア出稿まで!→全56ページ資料をみてみる

1.卸でのテレビ通販

本項では、大手通販メディアでの制作手法を紹介していきます。 それぞれの特徴を理解し、自社メディアに合わせた手法を取り入れてみましょう。

局通販(日テレポシュレ、ディノス)

日テレポシュレでは、商品を紹介する際に、独自の制作手法を取り入れています。 具体的には、商品をリアルな状況で使用している様子を撮影し、映像化することで、出演者がその商品の説明や特徴をより詳しく語り、視聴者に分かりやすく伝えるように工夫しています。よって購買意欲を高め、商品の売り上げに繋がっています。

ディノスでも独自の制作手法を取り入れています。商品を使用するシチュエーションを映像で表現することで、商品の魅力をリアルに伝えています。出演者が商品を使用する際に商品を中心に撮影する事で、美しさや可愛らしさをアピールするような演出をし、視聴者に訴求力のある映像を提供しています。 商品自体の魅力を伝えるとともに、購買意欲を高め、売上アップに繋げています。

専門チャンネル(ジャパネット、QVC、ショップチャンネル)

ジャパネットは、商品がどのように作られ、どのような技術を用いているかを、わかりやすく解説しています。商品だけでなく、商品を実際に使っている人や、特定のシーンで商品を使っている様子を映像で紹介することで、視聴者に商品の実用性や魅力を存分に伝えています。このような工夫により、商品の魅力をより深く理解してもらい、購買意欲を高めることに成功しています。

QVCの独自の制作手法には、商品に関する豊富な情報提供に力を入れていることが挙げられます。また商品の魅力をより伝えるために、セットや演出にもこだわっています。さらにコールセンターやWebサイト、SNSなどでのリアルタイムの顧客対応も特徴的です。 これらの要素を組み合わせることで、視聴者に商品の価値を伝え、購買意欲を刺激することができています。

ショップチャンネルは、商品の特徴や魅力を詳しく紹介し、商品を実際に使っているような映像表現を重視しています。さらに商品の「ライブ感」を重視しており、リアルタイムでの注文受付を行っています。商品の在庫状況や入荷予定などもリアルタイムで伝え、商品を紹介するパーソナリティーも商品の専門的な知識を持っています。

2.自社小売りのテレビ通販 

自社小売りの制作の流れ

テレビ通販番組で販売するために、制作会社を選定し、番組制作の計画を立てます。制作会社は、商品の魅力を最大限に引き出すため映像の構成をプランニングし、必要なスタッフを手配します。また、商品のPR映像や番組の演出など番組の進行や出演者の起用も制作会社が行います。テレビのメディアバイイングに関しては、はじめに広告代理店と提携し、予算やKPIに合わせて、まずはいつ、どの波種(地上波、BS、CS、ケーブル)に、どの時間帯で放送テストを行うのか、協議します。プランニングができれば、実際に制作した映像を代理店経由で各局に考査をかけて、クリアになってはじめて放送が可能となります。このように、テレビ番組放送を通じて商品やサービスの宣伝を行い、コールセンターを通じて注文を受け入れることで、販売促進や集客としての役割を果たしています。

自社小売りのテレビ通販は、卸である局通販と違い、購入していただいた大量の顧客リストを獲得できます。獲得以降も顧客を維持拡大できることが最大の魅力です。

オススメの制作会社

自社でテレビ通販をを制作するにあたり、信頼できる制作会社が必要です。制作会社選びは、実績や価格も重要ですが、薬機法や景表法の知識を持っている制作会社が望ましいです。メディアバイイングの際に、各局の審査があります。各局毎に、審査のレベルは全く違います。その審査レベルを熟知し、その上で、表現ひとつひとつに注意を払える制作会社に委託することが大切です。また制作会社の中に、バイイング機能が備わっている制作会社も存在します。制作会社とバイイングを一気通貫して依頼が可能です。 テレビは比較的、大きな予算を必要とします。そのため最終的には、自社の予算や戦略に合った制作会社なのかを検討の基本軸に、あとは信頼できるパートナーなのか、一緒に伴走を任せられる制作会社なのかを見極めることも重要です。

はじめは、大手や中小含めて複数社とコミュニケーションをとることをお勧めします。

広告も買い付ける

広告の買い付けはテレビ通販制作において非常に重要です。 広告を購入することで、広告枠に自社の番組を流すことができ、広告を正しく購入することで、費用対効果を最大限に高めることができます。 

広告の購入には、専門の広告代理店に依頼することがおすすめです。 テレビの広告代理店の役割は、制作会社との連携もさることながら、メディアバイイングに際して、予算に合わせて適正な枠量、各局の広告費用を最適化することと、放送前の考査対応を、制作会社、局、クライアントの間にたち、円滑に進行することです。

どのような広告代理店がオススメか

テレビの広告代理店は、テレビ局や配信会社などと枠、枠量、費用の交渉を行っています。代理店の力量により、ここの有意差が顕著にでます。当然良い枠とされている枠は取り合いになりますし、それを適正な価格でバイイングするには代理店の交渉力及び購買力が重要です。そこをすぐに見極めることは難しいので、やはり購買力が高い大手の代理店に任せる企業も少なくありません。ですが、高値掴みされるケースもありますので、このあたりも複数社から費用感をヒアリングすることもひとつです。ここも、制作会社と同じく信頼できる企業、担当なのかを見極めるということも大事です。

またデイリーでレスポンスを確認し、自社のKPIに対してどのようなレスポンス結果が出ているのか自社と同じ目線で検証をしてくれ、しっかりと以降の改善行為をフォローしてくれる先が理想です。映像を制作し、広告を出稿した後のアフターフォローをどうしているのかも事例をヒアリングするとよいでしょう。

低コスト!特別制作パッケージでテストプロモーション。
WEBでの2次利用も可能なインフォマーシャル→資料をみる

まとめ 自社キャラバンとインフォマーシャル実績

テレビ通販の制作には、卸での制作と自社小売りでの制作の2つの方法があります。 卸での制作では、専門の制作会社が番組を制作し、局通販や専門チャンネルで放送されます。一方、自社小売りでは、自社で制作からメディアバイイングまで最適なパートナーを選定して行います。

テレビ通販の成功の鍵は適切な広告代理店を選ぶことです。テレビは影響力が非常に高いメディアで、時間もコストもかかりますが、ヒットすれば、通販の事業成長に非常にインパクトをあたえるメディアです。それだけに、どこの代理店と取り組むのかは非常に重要なのです。

ニッセンではテレビプロモーションの支援を行っています。

自社通販の知見を活かし、クリエイティブ制作のディレクションから企画・演出、マスメディアでのチャネル開発、広告展開、顧客開発、コールセンターまでをサポートいたします。

企画内容、プランともに広告主様と視聴者に寄り添った番組をご提案いたします。テレビ通販の番組制作にお悩みの方は、是非、ニッセンも検討の1社としてご相談ください。真摯に御社と向き合い、適したご提案を心がけております。お気軽にお問い合わせください。

低コスト!特別制作パッケージでテストプロモーション。
WEBでの2次利用も可能なインフォマーシャル→資料をみる